会長。私と恋のゲームをしてください。
「そういえば、授業は……?」
「今、昼休み」
ひるやすみ……?
なんだか、大切なことを忘れている気がする。
私、学校に登校する前、会長に……。
『休みに伝えたいことがあるから、屋上に来て欲しい』
そう伝えた気がする。
いや、確実に伝えた。
今日の昼休みに、“好き”と伝えるって決めたんだ。
体中の熱が顔に集まる。
登校してから今まで、いろいろありすぎて、すっかり忘れていた。
……今から屋上に行く?
会長が目の前にいるのに?
でも、このタイミングで“好き”なんて言えるほど勇気を持ち合わせていない。
というか、心の準備ができていない。
どうしよう。
だけど、伝えたい。
今日、伝えるって決めたし……。
頭の中がフル回転する。
そんな私を見て会長は笑った。
「なに百面相しているんだ」
「いやっ、これは。……その、」
勢いに任せて好きなんて伝えたくない。
雰囲気ってものもあるし。
だけど、早くしないと昼休みも終わっちゃうよね。
ああっ、どうしよう!
たった2文字。
“好き”の言葉。
それを伝えるって、こんなにも勇気が必要で、怖いんだ……。
「今、昼休み」
ひるやすみ……?
なんだか、大切なことを忘れている気がする。
私、学校に登校する前、会長に……。
『休みに伝えたいことがあるから、屋上に来て欲しい』
そう伝えた気がする。
いや、確実に伝えた。
今日の昼休みに、“好き”と伝えるって決めたんだ。
体中の熱が顔に集まる。
登校してから今まで、いろいろありすぎて、すっかり忘れていた。
……今から屋上に行く?
会長が目の前にいるのに?
でも、このタイミングで“好き”なんて言えるほど勇気を持ち合わせていない。
というか、心の準備ができていない。
どうしよう。
だけど、伝えたい。
今日、伝えるって決めたし……。
頭の中がフル回転する。
そんな私を見て会長は笑った。
「なに百面相しているんだ」
「いやっ、これは。……その、」
勢いに任せて好きなんて伝えたくない。
雰囲気ってものもあるし。
だけど、早くしないと昼休みも終わっちゃうよね。
ああっ、どうしよう!
たった2文字。
“好き”の言葉。
それを伝えるって、こんなにも勇気が必要で、怖いんだ……。