会長。私と恋のゲームをしてください。
私は生徒会のメンバーに向かって頭を下げた。
「助けてくれてありがとうございます」
みんなが来てくれていなかったら、私はどうなっていたのだろうか。
そう考えると怖いけど。
だけど、来てくれたから。
守ってくれたから。
私は、今、笑っていられる。
半分、泣きそうだけど。
「なに泣きそうな顔してんだ、バカ」
「美雪ちゃん、ハンカチ使う!?」
「最後は北澤さんらしいわね」
ほら。
こうやって、私のことを“私”として見てくれる人たちがいる。
それが嬉しくてたまらない。
理樹くんに差し出されたハンカチ。
それを受け取ると、涙のダムが崩壊。
ハンカチで涙を拭いていると、会長が頭を撫でてくれた。
やっぱり、生徒会メンバーのことが大好きだ。
「そういや、今日のミーティングの内容は?」
理樹くんが会長に尋ねる。
そうだ。
文化祭について話すって言っていたのに……。
時計を見れば、昼休み終わりまで10分だった。
「助けてくれてありがとうございます」
みんなが来てくれていなかったら、私はどうなっていたのだろうか。
そう考えると怖いけど。
だけど、来てくれたから。
守ってくれたから。
私は、今、笑っていられる。
半分、泣きそうだけど。
「なに泣きそうな顔してんだ、バカ」
「美雪ちゃん、ハンカチ使う!?」
「最後は北澤さんらしいわね」
ほら。
こうやって、私のことを“私”として見てくれる人たちがいる。
それが嬉しくてたまらない。
理樹くんに差し出されたハンカチ。
それを受け取ると、涙のダムが崩壊。
ハンカチで涙を拭いていると、会長が頭を撫でてくれた。
やっぱり、生徒会メンバーのことが大好きだ。
「そういや、今日のミーティングの内容は?」
理樹くんが会長に尋ねる。
そうだ。
文化祭について話すって言っていたのに……。
時計を見れば、昼休み終わりまで10分だった。