会長。私と恋のゲームをしてください。
「理樹。ちょうど良かった」
会長が理樹くんを呼び寄せる。
「理樹もミスターコン出場決定だ」
「えっ」
目を丸くして驚く理樹くん。
理樹くんは『なんで俺が?』と思っているのだろう。
だけど、理樹くんも一般的な目で見たら“イケメン”の部類に入るからなぁ。
幼馴染としてみても、理樹くんは格好いいと思う。
私からすると“頼れるお兄ちゃん”って感じだけど。
「そういうことで。みんなよろしく頼む」
「はいっ」
会長の言葉に、私たちの気持ちが引き締まる。
頑張ろう。
ここにいる、ひとりひとりが、そう思っているはず。
「昼休みも終わりだ。今日は解散」
会長の言葉で、私たちはそれぞれの教室に戻った。
文化祭まで残り3日。
不安と期待が膨らむ。
それにしても、ミスコン・ミスターコン……。
もちろん、司会進行として会場を盛り上げなきゃって不安はある。
だけど、会長がミスターコン出場者に選ばれたことが、モヤモヤする。
会長が理樹くんを呼び寄せる。
「理樹もミスターコン出場決定だ」
「えっ」
目を丸くして驚く理樹くん。
理樹くんは『なんで俺が?』と思っているのだろう。
だけど、理樹くんも一般的な目で見たら“イケメン”の部類に入るからなぁ。
幼馴染としてみても、理樹くんは格好いいと思う。
私からすると“頼れるお兄ちゃん”って感じだけど。
「そういうことで。みんなよろしく頼む」
「はいっ」
会長の言葉に、私たちの気持ちが引き締まる。
頑張ろう。
ここにいる、ひとりひとりが、そう思っているはず。
「昼休みも終わりだ。今日は解散」
会長の言葉で、私たちはそれぞれの教室に戻った。
文化祭まで残り3日。
不安と期待が膨らむ。
それにしても、ミスコン・ミスターコン……。
もちろん、司会進行として会場を盛り上げなきゃって不安はある。
だけど、会長がミスターコン出場者に選ばれたことが、モヤモヤする。