会長。私と恋のゲームをしてください。
「なんだ。お前もやれ」
「……ありがとうございます」
私もパソコンを取り出し、立ち上げる。
立ち上げている間の、沈黙。
なんだか、ムズムズする。
生徒会に入って1ヶ月になるけれど、会長と2人きりになるのは初めてだから、緊張してしまう。
パソコンから会長へ、そっと視線を向ける。
頬杖をつきながら資料を眺めている姿は、格好いいと思ってしまう。
いつも上から目線で、命令されてばかりだけど、こうやって資料をまとめるのを手伝ってもらえるのは純粋に嬉しい。
口が悪くなければ完璧なんだけれどなぁ。
なんて思っていると、パソコンが立ち上がっていた。
私も資料を手に取り、データを入力していく。
2人きりの生徒会室に響く、キーボードの音。
カタカタ、とリズムが刻まれる。
どちらも喋ることなく、仕事を進めていく。
気づけば、日は沈んでいた。
窓から見える空の色は暗くなっていた。
「……ありがとうございます」
私もパソコンを取り出し、立ち上げる。
立ち上げている間の、沈黙。
なんだか、ムズムズする。
生徒会に入って1ヶ月になるけれど、会長と2人きりになるのは初めてだから、緊張してしまう。
パソコンから会長へ、そっと視線を向ける。
頬杖をつきながら資料を眺めている姿は、格好いいと思ってしまう。
いつも上から目線で、命令されてばかりだけど、こうやって資料をまとめるのを手伝ってもらえるのは純粋に嬉しい。
口が悪くなければ完璧なんだけれどなぁ。
なんて思っていると、パソコンが立ち上がっていた。
私も資料を手に取り、データを入力していく。
2人きりの生徒会室に響く、キーボードの音。
カタカタ、とリズムが刻まれる。
どちらも喋ることなく、仕事を進めていく。
気づけば、日は沈んでいた。
窓から見える空の色は暗くなっていた。