幸せの鐘

「ちょ、ちょっと!?」



玄関を閉めた瞬間、私をお姫様抱っこして
寝室に入っていく蒼汰くん。




「キスさせろ。」



「ん・・・」



返事をする前にキスの雨が降ってきた。




頭がふわふわする・・




「そう、たくん・・」



「ん?」



「もう無理・・」




何か意識飛びそうになる・・




「わりぃ。

風呂入ってくる。」



私の頭を撫でてお風呂に入りに行った。




初めての大人のキス。



すごく幸せだった。




蒼汰くんがお風呂から上がってきて
ビールを飲み始めた。



「来週の週末にある花火大会
見に行くか。」



「え!?行けるの?」



「夏休みどこにも行けてねぇからな。」



「じゃあ、みんなで行こう!
麻友と和希くんと悠馬君!」



「ん。。わかった。」




花火大会楽しみだなぁ〜♪




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