幸せの鐘
それからは、蒼汰くんのお父さんとお母さんに
結婚の話しをしに会いに行った。
「もう蒼汰はやるときはやるのね!
杏ちゃん、蒼汰なら絶対幸せに
してくれるから安心してね。」
二人はすごく喜んでくれた。
組員さんたちも喜んでくれた。
「蒼汰、来月同盟を組んでる組が
ここに集まる。
そのときに結婚を発表する。」
「あぁ。わかった。
杏も出席させたほうがいいよな?」
「もちろんだ。お嫁さんをお披露目しないと。」
緊張するけどそれは蒼汰くんの
お嫁さんになるには大切なことだよね。
世界トップの新崎の若頭の奥さんって
すごい重圧だけど今まで通りにしてろって
蒼汰くんが言ってくれた。。
「籍は俺たちが付き合った日に入れよう。」
「うん!」
もうすぐ私達が付き合って1年。
あっという間に1年がすぎる。
辛いこともあったけど
うれしくて楽しかった事のほうが多い。
隣に寝てる蒼汰くんは
強くてトップに立ってる人
だけど寝顔は幼くて誰にも見せたくない。
これは私の特権だね!