幸せの鐘

「そういや言ってなかったな。

説明する。」



ソファに座るように促されて
蒼汰君の隣に座った。




「今日からここに住め。

どういう事情なのかは今は言わなくていい。
でも、高校生のお前が夜の街に出て
あの店にいたってことはワケアリだろ?」



「でも、、なんでここまで?」



「率直に言うと一目惚れだ。」



「へ。。。?」




素っ頓狂な声が出ちゃったよ。



一目惚れって誰が誰に?




「まだわかってないみたいだな。


俺が杏に一目惚れしたんだ。」




急な告白に体が固まっちゃった・・




「杏の気持ちが整理できたら
何があったのか話してくれ。

何があったのか知っときたいから。」



「はい・・わかりました。」



「敬語はやめろ。」



「わかりまし、、わかった。」




その後蒼汰君が部屋に案内してくれた。



その部屋は言葉にならないくらい
外の景色が綺麗でベッドに座って
しばらく外を眺めてた。
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