幸せの鐘
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「ん・・・」
あ、私寝ちゃってたんだ・・
カーテンを閉めないまま寝てたから
外の光が眩しくて目が覚めた。
今何時だろ・・
「8時・・8時!?」
遅刻じゃん!!!
私は急いで部屋から出てリビングに行くと
優雅にコーヒーを飲んでる蒼汰君。
「杏おはよう。」
「おはよう!
学校遅刻しちゃう・・」
「今日は休め。
学校には話は通してある。」
「良かった・・」
それから麻友に休むことを連絡した。
顔を洗って歯磨きをしてる間に
蒼汰君が用意してくれてたココアを
飲んでいると玄関から声が聞こえてきた。
「おっはよー!」
「はよ。」
あ、昨日の二人だ・・
そう言えば私の荷物!
蒼汰君に悠馬と呼ばれて人が
私に近づいてきた。
「おはようございます・・」
「おはよう。
これ、昨日俺が持って帰っちゃったから。」
差し出されたのは私の荷物。
「ありがとうございます。」
「俺は、三代悠馬。
よろしくな。」
「よろしくお願いします。」
「で、俺が田川和希!
よろしく!」
「よろしくお願いします。」
なんで、蒼汰君といい悠馬君と和希君も
こんなにカッコいいの?
あ、聞きたい事があったんだった!