幸せの鐘
私の上にいる蒼汰くんをゆっくり
押し倒した。
「杏。。?」
「今度は私、、がする。」
するのは初めてだけど
いつもわたしばっかり気持ちよくなってる気が
ずっと思ってた。
だから今日は私がする。
「ちょ、待てって、、」
「静かにしてて、、」
どう動かせばいいかわからないけど
どうにかなってる。
視線を蒼汰くんに向けると
初めて見る蒼汰くんの顔。。
余裕のない顔。。
これが麻友が言ってた余裕のない顔。。
「ちょ、もうギブ。」
「えっ!?」
「今日はとことんしてやる。」
私達が寝たのは朝方・・
お昼過ぎに目が覚めると蒼汰くんが
私の顔じっと見てた。
「そんなに見ないでよぉ、、」
「わりぃ、手加減できなくて。」
「それを心配してたの?」
「死んだように寝てたから心配した。」
そんな蒼汰くんが可愛くて
私はギュッと抱きついた。
「どうした?
またしたいのか?」
「バカっ!
ぎゅってしたかったからしたの。」
「そんな慌てんなよ。
飯食おうぜ。」