幸せの鐘

「重たいもの持つなって。」



「これくらい大丈夫だよ〜」



「駄目だ。」




妊娠してから蒼汰くんは
すごい過保護になった。






お腹も大きくなってあっという間に臨月




臨月になって蒼汰くんは家で
仕事をするようになった。




いつ陣痛が来てもいいようにって。




麻友は絶賛専業主婦を謳歌してるみたい。



どうしても仕事に家にいかないと
いけないときに麻友が来てくれたりしてる。





「ねぇ、蒼汰くん。」



「どうした?」



「ちょっとお腹痛いかも、、」




それは突然に来た。



朝トイレに行ったときにおしるしがあって
そろそろだなって思ってた。




「病院行くか!?」



「まだ痛みは全然だし、感覚も
不規則だから大丈夫だよ。」




痛かったり、肌をつままれてるような痛みが
続いた。





「いったぃ、、、」




軽い痛みが続いて2時間



感覚が短くなって痛みもましてきて
芳根さんの車で病院に向かった。




その間ずっと蒼汰くんが
腰をさすってくれてた。




「んーーーーっ痛い。。」



汗がヤバイよ。。
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