離婚するはずだったのに、ホテル王は剥き出しの愛妻欲で攻めたてる
鼓動を増した心臓が口から飛び出してしまいそう。身体中の神経がむき出しになったみたいに、高城に触れられた場所がジンジンする。
なにより高城に身体を作り替えられているような感覚が耐えがたかった。
いつのまにか意識はぼんやりとしていた。頭がうまく働かず、息も上がっている。まもなく迫るそのときに、私は強い緊張感から身動きができなくなった。
落ち着け。大丈夫。大丈夫だ。手足がすくむ中、必死で自分にそう言い聞かせる。
しかし、身体中がかあっと燃えるような恥ずかしさを感じ、思わず騒ぎ出しそうになった。
その間も次に次に与えられる刺激についに限界を迎え、気がつくと私は「ま、待ってください……!」と声を上げていた。
私から指を抜いた男がこちらを覗き込む。
しまった。そう思ったけれど、すでに遅かった。
「どうした。大丈夫か?」
高城が、私を起こして抱き寄せる。私は慌てて言い繕った。
なにより高城に身体を作り替えられているような感覚が耐えがたかった。
いつのまにか意識はぼんやりとしていた。頭がうまく働かず、息も上がっている。まもなく迫るそのときに、私は強い緊張感から身動きができなくなった。
落ち着け。大丈夫。大丈夫だ。手足がすくむ中、必死で自分にそう言い聞かせる。
しかし、身体中がかあっと燃えるような恥ずかしさを感じ、思わず騒ぎ出しそうになった。
その間も次に次に与えられる刺激についに限界を迎え、気がつくと私は「ま、待ってください……!」と声を上げていた。
私から指を抜いた男がこちらを覗き込む。
しまった。そう思ったけれど、すでに遅かった。
「どうした。大丈夫か?」
高城が、私を起こして抱き寄せる。私は慌てて言い繕った。