パリへ追いかけてまで
亮は、照れながら…

「は…い。  
あ! そうだ!アパルトマンは自分で探さないといけないんですが、 
ル トレッフルの近くで、1人暮らし用の部屋を借りるには、どうしたら良いのか、お2人にお聞きしたいんです」

「おぉ、カトリーヌ、ミッシェルの不動産屋だったら、大丈夫だよなぁ?」


「そうねー。ミッシェルのところが良いと思うわ!
もし、佐藤君が時間あるなら予約してから私達夫婦と、一緒に行ってみる?」

「はい。お2人の都合が良いのでしたら、一緒に行っていただけると、心強いのでお願い出来ますか?」

「俺は、店の昼のピークが過ぎてからだなぁ。」

「そうね、じゃあ佐藤君、今のうちにある程度の希望とかを、ミッシェルに伝えて、
15時に予約しましょうよ。どうかしら?」

「はい。そうします! お忙しいのにすみません…」

「大丈夫よ。 それで良いわよね?良介。」

「あぁ、大丈夫。悪いけど、俺さこれから厨房入るから、カトリーヌに任せていいか?」

「任せて! じゃあ、佐藤君にはココに座ってもらって、希望を聞こうかしらね〜」

「ハイ。宜しくお願いします。」

亮は、カトリーヌと話ながら、希望の条件を決め予約してもらい、
14時半にまた店に来る約束をしてホテルに戻った。

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