パリへ追いかけてまで

ホテルに戻った亮は、採用された嬉しさが、じわじわこみ上げてきた。

「ヤッタぞ! これで、萌ちゃんとの距離が一段と縮むし、絶対に萌ちゃんと付き合うぞ!
でも、付き合うにしてもコンクールで賞を取って俺自身も成長しないとな…
努力の塊のような萌ちゃんに釣り合う男にならなきゃ
よし!まずは日本のコンクールに出して…
その後は、ヨーロッパやアメリカのコンクールにも出そう。」
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