パリへ追いかけてまで
「父さん! ありがとうございます。
本当に、ありがとう。 
斉藤拓海さんの事務所で、死物狂いで石にかじりついても、一人前の建築家になれるよう頑張ります!」

健太郎は、優しい目で亮を見ていた。

亮は、頭を下げてお礼をし書斎から出て自分の部屋へ行った。
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