パリへ追いかけてまで

部屋に戻った亮は、晶に電話した。


〜…〜…

「はい。　亮？　珍しいな。　
最近、お前大学にいる？　見かけないけど何かあったのか？」

「晶、久しぶり。いろいろあったから報告〜
あのさ〜、俺ね、10月からパリで働く事になった。」


「はあ〜⁈ どういう事？　お前、
自分ちの会社はどうすんだよ！　
親父さんは、許してくれたのか？」


「あぁ。今月の頭から怒涛の如く動いててさ〜
パリへ2回行って来たんだわ〜。
ゆっくり話ししたいから、明日【呑んだくれ】で飲まないか？
話しはその時ゆっくりするわ」

「おお！　じゃあ、
明日の18:30に【呑んだくれ】な！　
全部聞くわ！」

「ハハハ。じゃあ、明日！」 ピッ！