パリへ追いかけてまで
何とか、自宅に帰ってきた。

めちゃめちゃ疲れた〜
なのに…我が家のラスボス……母さんが…

「あら? 亮、どこ行ってたの?」

「うん。ちょっと、用事あって出掛けてきた。」

「ふ〜ん 用事ねぇ〜」

「今日の晩メシは 何? 腹減った〜」

「今日は、プルコギ!」

「お〜肉! ヤッタ〜! 兄貴たちも早いの?」

「うん。昴は遅いらしいけど、お父さんと樹は、早いみたいよ〜!
昴だけが、彼女とデートだって!
今日は、ホワイトデーだもんね〜 亮!」

「悪かったな! 彼女がいなくて!
どうせモテませんよ〜俺は! 」

「イケメンに産んでやったのに、どうして女の子からモテないのかしら〜」

「知らねーよ。」

< 186 / 391 >

この作品をシェア

pagetop