パリへ追いかけてまで
「ギャハハ!面白いな、その子!
小悪魔ちゃんね〜。 結構可愛い子なんだろ?」
「俺は、そう思わないけど、サークルでは人気あるらしい。」
「わかる。わかる。そういう女の子〜!ギャハハ
俺にも、そんなヤツいたんだよ。
やたらと 親は、何してる?とか
どこに勤めてる?とかな〜! ギャハハ。」
「樹兄も、あんまり彼女を取っ替え引っ換えするなよ〜。
必ず特別な人が現れるからさ!」
「お〜! 亮にも現れたな? ハハハ。
その、高岡さんだっけ?
きっと彼女にも気づく時が来ると思うよ。
オレは、お前より、場数踏んでるから、大丈夫だ。
心配してくれて、ありがとうな!」