パリへ追いかけてまで
「萌ちゃん、今日は、うちの料理の試食して欲しい。
1人だと、嫌だろうから、カトリーヌと2人で、
食べてね。 
お客様の立場から店を見てごらん。」

「はい。ありがとうございます。」

「カトリーヌ〜? アレ?どこ行った?事務所かな、呼んでくるから待っててね〜。」

萌は、店の中をゆっくり見回した。
洗練されているけど、落ち着ける、温かい雰囲気が
あるお店だ。 

岡田さん夫妻の雰囲気がそのままの感じがした。

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