パリへ追いかけてまで
すると、良介さんが、
「佐藤君、萌ちゃんは、頑張っててね。
料理専門学校で学んでるから野菜とかシェフの指示通り正確に切ったり下ごしらえ出来て
凄い戦力になってる。
男ばかりの厨房だと、殺伐とするんだけど萌ちゃんが先回りして準備してたり、
気配りが出来るから和むようになったんだ。
2年間日本で働いていた事が生かされてるわ!」

「そっかあ、頑張ってるんですね。良かった〜」

「佐藤君、君だってスゴイと思うよ!
9月からパリだし正式な入社日までは
彼女と、デートでもしたら? ハハハ。」

「ハァ… でも、萌ちゃんの邪魔はしたくないので、時々、誘ってみます。 はい。」

「ハハハ。青春だね〜」

< 273 / 391 >

この作品をシェア

pagetop