パリへ追いかけてまで
着ていた洋服を紙袋に入れてもらい、バックの中身も入れ替えてると、
「萌ちゃん、キーケース使ってくれて嬉しい。」

「だって、お揃いだし… 私も嬉しいから…
さ、次は、佐藤さんの番ですよ!
紳士服はこの上だそうですよ!」

「は〜い。」

4階にきた。

亮は、ササッと、自分でサイズを確認して店員さんに、
ディナークルーズだとノーネクタイでも大丈夫か聞き、ポロシャツに合わせてジャケットと綿パンを選んだ。
試着室に入った亮を待つ。

出てきた亮は、凄く似合っていて、カッコ良かった。
「萌ちゃん。どう? ジャケットの色はこれで変じゃあない? 大丈夫?」

「うん。大丈夫! カッコイイ〜。」

「エッ! 不意打ちは、照れるわ〜」
と、照れるた様子の亮だった。

亮も、着ていた洋服を紙袋に入れてもらった。



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