パリへ追いかけてまで
亮は、大満足で帰国。
萌は、付き合うなら亮しかいないと気持ちが固まった。
シカゴのコンクールは、入賞出来なかった。
斉藤さんには、一応、報告メールを入れた。
萌にも、メールで知らせた。
「残念だったね。 来月引っ越し手伝うからね!」
と、返信がきていた。
亮は、少しずつ引っ越しの準備をしていた。
母親の直美が、亮の部屋にやってきて、
「亮、引っ越しの準備してるの?」
「うん。少しずつ段ボールに詰めてるんだわ。」
「そう。 寂しくなるなぁ〜。
あのね、コレ、引っ越しとか向こうで必要な物を買うだろうから…
はい。使いなさい。」
「え! 金なら、副賞で貰った金もあるから大丈夫だよ。」
「お金はあっても邪魔にならないから好きに使いなさい。
樹や昴には内緒よ。」
「うん。じゃあ、有り難くもらうな。
母さん、ありがとう。」
「うん。身体だけは、気をつけね。」
「あぁ、 気をつけるよ…」
「邪魔してゴメンね〜。」
母さんのヘソクリだろう金を貰った亮は、家族に早く安心してもらえるように、頑張ると心に誓った。
萌は、付き合うなら亮しかいないと気持ちが固まった。
シカゴのコンクールは、入賞出来なかった。
斉藤さんには、一応、報告メールを入れた。
萌にも、メールで知らせた。
「残念だったね。 来月引っ越し手伝うからね!」
と、返信がきていた。
亮は、少しずつ引っ越しの準備をしていた。
母親の直美が、亮の部屋にやってきて、
「亮、引っ越しの準備してるの?」
「うん。少しずつ段ボールに詰めてるんだわ。」
「そう。 寂しくなるなぁ〜。
あのね、コレ、引っ越しとか向こうで必要な物を買うだろうから…
はい。使いなさい。」
「え! 金なら、副賞で貰った金もあるから大丈夫だよ。」
「お金はあっても邪魔にならないから好きに使いなさい。
樹や昴には内緒よ。」
「うん。じゃあ、有り難くもらうな。
母さん、ありがとう。」
「うん。身体だけは、気をつけね。」
「あぁ、 気をつけるよ…」
「邪魔してゴメンね〜。」
母さんのヘソクリだろう金を貰った亮は、家族に早く安心してもらえるように、頑張ると心に誓った。