パリへ追いかけてまで
「お手柔らかには、難しいなぁ〜 萌が可愛いからさ!」

「何、言ってるのよ〜 恥ずかしい。
亮だけだよ、私のことを可愛い、
かわいいって言ってくれるの〜 ハハハ。」

「萌は、全然わかってない! 
俺がドンだけ先回りして、
牽制しながら今日まで漕ぎ着けたと思ってるんだよ〜!
マジで、大変だったんだからな!」


「え! 牽制なんかしなくても誰も寄ってこなかったよ! 亮の勘違いだよ〜」

「フィリップさんに頼んで、情報をもらってたから、回避してたんだよ〜? 
萌に気があるコックとの直接対決もあったんだからな!」

「え〜 フィリップさんが、スパイ? 
直接対決って誰としたの? 私に気がある人なんていなかったよ!」
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