パリへ追いかけてまで
亮が、一旦戻った時に、オーナー夫妻と私と亮で話し合いをした。
私と、亮は、急で申し訳ないが、退職したい考えを伝えた。
オーナー夫妻は、すぐに了承してくれた。


カトリーヌさんは、
コックの仕事は、立ちっぱなしだから妊娠初期で流産したら大変。命が大切よ!

オーナーも、仕事より、子供の方が大切だぞ! 
と言ってくれて、

翌日、厨房のみんなにも知らせて了承してもらい退職した。

急に退職した私。 暇だ〜。
私が妊娠した事を亮も、
斉藤さんや事務所のみなさんに、知らせた。

すると、斉藤さんは、引っ越しが済むまで亮をパリの事務所で仕事をするようにしてくれた。

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