パリへ追いかけてまで
「母さんは、この家初めてだよなぁ〜
まずは、母さんが寝る部屋に案内して、
それから全部案内するから〜」

「そうね。玄関ドアにはビックリしたわよ!」

「ハハハ! 良いだろう? 面白いし〜」
お義母さんが、泊まる部屋へ案内しスーツケースを置いてから家中を案内する。

「わぁ〜素敵ね〜。 亮!良く頑張った!
お風呂もトイレなんかも日本式だから、安心〜
リビングに畳の空間は、可動式の襖で、
部屋としても使えるなんて、良いじゃない!

気に入ったわぁ〜! 

萌ちゃんのお母さんが来てくれたら、
畳の部屋にお泊まりしていただけるわね〜」


「あぁ。 父さんと母さんがあの寝室使って、
萌のお義母さんには布団になるけど畳の部屋を使ってもらおうと思ってる。
兄貴達は、近くのホテルだな! ハハハ。」


「あの子達は、赤ちゃんみたら仕事ですぐ帰ると思うけど、
お父さんは1週間休むらしいわよ!
すごく楽しみにしてるのよ〜。ふふふ。」


「まぁ、産まれるまでこの家に慣れてよ。
洗濯機とか掃除機とかウチと違うだろうし。」

「そうね。わかったわ! 頑張るね!」

「お義母さん。本当にありがとうございます!」

「大丈夫よ!家族なんだから、当たり前よ!」

「よし!メシ予約してるから、行こう!」

「ハーイ!」

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