パリへ追いかけてまで
「母さんも、あんまり神経質にならなくて良いからな! 
ただでさえ、赤ちゃんが産まれたら
ママは寝不足になって、ヘロヘロだから、
先輩としてヘルプ的な感覚でさ〜 な! 
ピリピリすると、赤ちゃんに伝わるらしいよ!」

「わかったわ。赤ちゃんとママ優先ね!」

「はい。お願いします。」

「俺は、出来るだけ早く帰って沐浴係になるから〜 」

「亮が 沐浴係… 親になると変わるのね〜」

「母さん、どういう意味だよ〜」

「ウチでは、家族より友達優先だったでしょう。」

「まぁ〜 はい… 学生だったし… すみません…」


「良かったわ! 
亮がパパさんとして、萌ちゃんに協力的だから安心したわ!」

「亮さんは、すごく優しいパパさんになると思います! 
私にもいつも気遣ってくれるんです」

「そうなの。 安心した!」

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