パリへ追いかけてまで
掃除が終わってから、お義母さんは、
スーツケースから、めんつゆやだしの素など、
日本の調味料を出してきた。
みりんや料理酒もある〜!
「萌ちゃん。乾麺で、蕎麦とうどんとそう麺も
買ってきたから! お昼は麺にしようね。」
「嬉しい! 」
「コッチに長ネギがあるかわからなかったから
乾燥ネギも 買って来たのよ〜 ハハハ。
お父さんや樹には、
"そんなモノ向こうの日本食材の店にあるだろ"
って言われたけど、私はフランス語出来ないから
何でも買って来ちゃった〜! ハハハ。」
「本当に ありがとうございます。」
「萌ちゃんにも、日本食を食べてもらって、
お産に備えて欲しいしね。
蕎麦にする? うどん?
朝の余りご飯で、小さなおにぎりも食べようね」
「じゃあ、うどんが良いです!」
「よし! じゃあ、うどんね。 鍋類の場所も
教えてもらおうかな?」
「はい! 一緒に作っても良いですか?」
「嬉しい! お嫁さんと並んでお料理作るの
憧れてたのよ〜 一緒に作りましょう!」
2人で、並んで料理を作る。
お義母さんは、コンロの火加減調節などを聞き
私は、おにぎりをにぎる。
うどんを茹でて、 2人でお昼ご飯を食べた。