パリへ追いかけてまで

〜…〜…〜…

「お父さん? 飛行機予約できた?」

「あぁ。明日の午前便で、そっちに夕方着く便が4人分取れたぞ。 
樹と昴は15区のホテルも予約できたらしい。
帰りの飛行機は1/2の便で、俺たち3人で帰国だわ。
俺も会社の新年の挨拶まわりがあるから、
それが一通り終わったら、またパリに行く!」

「そうかあ、仕事だもんね、わかったわ!
お父さん、もう少しで、産まれるわよ〜私たちの孫が! 
嬉しいわ〜。 
萌ちゃんも頑張ってるよ!」

「そうかあ〜 俺たちの孫かぁ〜会うのが楽しみだな!
そうだ、萌ちゃんのお母さんにも飛行機の便とか連絡したよ!

萌ちゃんのお母さんも今日が仕事納めだったしパリ行きの準備もしてたみたいで、
すぐ出発できるみたいだし、
会社上司に話しをして、帰国は1/7になったからそれも予約した。

俺らも今、スーツケースに着替えを入れてるとこ。
明日は、空港からまっすぐ病院に行くから。」

「うん。わかったよ、気をつけて来てね。
産まれたら、萌ちゃんのお母さんとお父さんに写メ送るね! 
それじゃあね。」

「おぉ。頼むわ! じゃあ明日な!」 ピッ!

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