パリへ追いかけてまで
ル トレッフルのドアを開けると、カトリーヌさんが出迎えてくれた。

店内はもうすぐ、クリスマスだからか、華やかに飾れていた。

「あら! 佐藤君! ようこそパリへ!ふふふ。」

「こんばんは。また、来ました。ハハハ。」

「今日は1人?」

「はい。そうです。」

「じゃあ、こちらへどうぞ。」
と案内され、席につく。



「佐藤君、はい。メニューよ!
お酒は、どうする?ワイン?それとも…
ソフトドリンク?」

「白ワインを、グラスでお願いします。」

「はい。畏まりました。少々お待ちくださいね。」

俺は、コース料理にしないで、アラカルトにする事
にして、カトリーヌさんに注文した。

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