パリへ追いかけてまで
慌てて、デッサン画をケースに戻す亮。
それを見ていた拓海は、亮がワザと持ってきて自分に見せて意見を聞こうとしていないと感じた。
課題の製図を見た 拓海。
"わぁ〜俺の大学生の時より 病院がわかってるよ〜
こりゃあ〜採用だわ〜 それに、パリまで図面を持って来る ガッツあるしなぁ〜
思いやりがあるし、才能もあるもんなあ〜"
「佐藤さん、コンセプトなどの説明をして下さい。」
「はい。私は、病院といっても、ホスピスを考えました…
人生の最期の居場所となる場所なので………〜〜 」