ライオン少女は宇宙系男子を落としたい
初恋の話
◇
「はぁ⁉ キスしたぁ⁉」
「こ、声が大きいって……!」
お泊まり会終了後。
雄基さんに駅まで送ってもらい、そのまま千夏と一緒に私の家へ。
テーブルを囲んでお菓子を食べながら話を続ける。
「キスっていっても、頬にチュッてしただけだよ!」
「なるほど……それで今朝から様子がおかしかったんだ」
キスした後、急いで部屋に戻ってベッドに入ったけど……ドキドキして全然寝つけなかった。
なんとか寝坊しないで済んだのは良かったものの……。
「どうしてあんなことしたんだろう……」
「あれじゃない? 『夜中にポエムを書いて朝見返したら、顔から火が出るくらい自己陶酔してた』ってやつ。多分それに近いんじゃないかな」
もーー! 私のバカバカバカーー!
今朝、怖くて詩恩と全然顔を合わせられなかった。
多分、会話も朝と別れた時の挨拶ぐらいで、ほとんどしてないと思う。
他の人と話してるのを見た限り、昨日と変わらない様子だったけど……。
「はぁ⁉ キスしたぁ⁉」
「こ、声が大きいって……!」
お泊まり会終了後。
雄基さんに駅まで送ってもらい、そのまま千夏と一緒に私の家へ。
テーブルを囲んでお菓子を食べながら話を続ける。
「キスっていっても、頬にチュッてしただけだよ!」
「なるほど……それで今朝から様子がおかしかったんだ」
キスした後、急いで部屋に戻ってベッドに入ったけど……ドキドキして全然寝つけなかった。
なんとか寝坊しないで済んだのは良かったものの……。
「どうしてあんなことしたんだろう……」
「あれじゃない? 『夜中にポエムを書いて朝見返したら、顔から火が出るくらい自己陶酔してた』ってやつ。多分それに近いんじゃないかな」
もーー! 私のバカバカバカーー!
今朝、怖くて詩恩と全然顔を合わせられなかった。
多分、会話も朝と別れた時の挨拶ぐらいで、ほとんどしてないと思う。
他の人と話してるのを見た限り、昨日と変わらない様子だったけど……。