ライオン少女は宇宙系男子を落としたい
「冬川くん、清花に俺の話を聞いたんでしょ? 一体どこまで知ってるの?」
なんで青石先輩の名前が……。
もしかして、ファミレスで話したことを明莉が黒瀬先輩に伝えたのか?
あー……でも明莉のことだから、うっかり口が滑ってバレたってのもあり得る。
「……今から言うことは、俺の勝手な推測なので、違ったらハッキリ否定してくださいね。黒瀬先輩は、水沢くんのお姉さんが好きなんですか?」
腹をくくって、単刀直入に尋ねた。
先輩は、え? なんで知ってるの? と言わんばかりの顔で俺を見つめている。
口を滑らせた自分が悪いんだから、これで先輩との仲が悪くなっても文句は言えない。
「実は去年、保健室で先生に相談してたのを聞いちゃったんです。あと、青石先輩と水沢くんから亡くなったお姉さんの話も聞いて。それに先輩、水沢くんのこと可愛がってるので……」
言い終わる前に肩をポンと優しく叩かれた。
「……冬川くんはすごいねぇ。将来名探偵になれるよ」
「じゃあやっぱり……?」
「うん。その通りだよ」
なんで青石先輩の名前が……。
もしかして、ファミレスで話したことを明莉が黒瀬先輩に伝えたのか?
あー……でも明莉のことだから、うっかり口が滑ってバレたってのもあり得る。
「……今から言うことは、俺の勝手な推測なので、違ったらハッキリ否定してくださいね。黒瀬先輩は、水沢くんのお姉さんが好きなんですか?」
腹をくくって、単刀直入に尋ねた。
先輩は、え? なんで知ってるの? と言わんばかりの顔で俺を見つめている。
口を滑らせた自分が悪いんだから、これで先輩との仲が悪くなっても文句は言えない。
「実は去年、保健室で先生に相談してたのを聞いちゃったんです。あと、青石先輩と水沢くんから亡くなったお姉さんの話も聞いて。それに先輩、水沢くんのこと可愛がってるので……」
言い終わる前に肩をポンと優しく叩かれた。
「……冬川くんはすごいねぇ。将来名探偵になれるよ」
「じゃあやっぱり……?」
「うん。その通りだよ」