ライオン少女は宇宙系男子を落としたい
「セクシー系っていったら、やっぱりボンキュッボンだよね」
まずは鏡で全身を確認。
……ボンキュッボンには明らかに程遠い体型だ。
圧倒的に上半身が乏しい。
決めて早々出鼻をくじかれるなんて。
でも、ここで諦めたくはない!
スマホで検索をかけ、服でカバーできないか、参考画像を漁る。
程よい肌見せ……これならいけるかも!
──当日。
「よし! 間に合った!」
待ち合わせ時間の10分前にショッピングモールの入口に到着。
詩恩が来るまで手鏡で身だしなみを整える。
前髪オッケー。鼻毛も出てない。歯も食べかすついてない……。
「明莉」
「わぁ! ビックリした!」
鏡とにらめっこしていると、いつの間にか真横に詩恩が立っていた。
「鏡に夢中になってて気がつかなかった?」
「身だしなみ整えてたから……」
鏡をしまい、詩恩の服装をチェック。
水色に白の模様が入った、空みたいな長袖シャツに白Tシャツ。
下はゆったりした濃い色のデニムパンツを穿いている。
そこは空柄じゃなくて宇宙柄でしょうよ。
まずは鏡で全身を確認。
……ボンキュッボンには明らかに程遠い体型だ。
圧倒的に上半身が乏しい。
決めて早々出鼻をくじかれるなんて。
でも、ここで諦めたくはない!
スマホで検索をかけ、服でカバーできないか、参考画像を漁る。
程よい肌見せ……これならいけるかも!
──当日。
「よし! 間に合った!」
待ち合わせ時間の10分前にショッピングモールの入口に到着。
詩恩が来るまで手鏡で身だしなみを整える。
前髪オッケー。鼻毛も出てない。歯も食べかすついてない……。
「明莉」
「わぁ! ビックリした!」
鏡とにらめっこしていると、いつの間にか真横に詩恩が立っていた。
「鏡に夢中になってて気がつかなかった?」
「身だしなみ整えてたから……」
鏡をしまい、詩恩の服装をチェック。
水色に白の模様が入った、空みたいな長袖シャツに白Tシャツ。
下はゆったりした濃い色のデニムパンツを穿いている。
そこは空柄じゃなくて宇宙柄でしょうよ。