異世界転生したから、楽しくスローライフを送りたい!!

ルーチェさんから引き継いだ森の家で私は現在は精霊たちがいるものの一人暮らしだ。

賑やかだし、自由だし結構この生活を私は満喫している。

だって、お嫁さんに子ども達も増えてガルムトアのお屋敷が大きいとはいえ、そこにずっと小姑が居たら嫌だものね。

なので、兄二人の結婚を機に私はルーチェさんが存命中には森の家へと引っ越しを済ませていた。

ただ、やはりルーチェさんを見送ってすぐは少し寂しさもあった。
それでも暮らせているのはぬいぐるみの精霊たちのおかげだ。

私は、前世の社畜時代とは比べられないほどゆったり自分の仕事をしつつ、この自然豊かな森でのスローライフを満喫していた。

この先はまだまだ分からないけれど、カイルやその子どもたちまで見守りながら穏やかに楽しくスローライフを送りたいと、私は心から願っているのだった。


その後、赤の魔女も見送ると国には青の魔女とシェーナの二人の魔女だけになってしまったが、二人の魔女は力が強く、少しずつ自身の森を豊かにして王国にその恩恵を授けたのだった。

のちに語られるシェーナと青の魔女の豊かな森のお話は後世に語り継がれ、次の魔女たちにも引き継がれ、のちに青の魔女がシェーナを見送った後も、赤の魔女が復活を遂げたりして、魔女と森の共存は続いて行ったのである。

完結
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