―――💖愛される喜び💖-――
今、物語の盛り上がりの部分を撮影していた。あれから、彼女達は『―――派遣会社-――命の類―――』と言う、派遣会社の女性がタイムスリップをして、此処が何処だかわからず、戸惑っている時、一人の同じほどの年齢の男性に出会った。それは、二十歳程の男性でおり、自分はとある池に浮いていた。水に入っても、覚えれる事はなかった。それから、目を覚ました時、彼女はゆくりと目を開けた。すると、そこには池と小屋にしかなく、そこの小屋には、大型の弓矢があった。思わず彼女はその大型の弓矢を持つと、ピカッと明るく光って見えた。その時、シャット音がすると、森中梓と言う女性は思わず振り向いた。其処には、昔の着物を着た男性が降り、同じ年頃であった。戦国時代の殿様だと名乗り、刀の貴公子でもあり、徳田美月と言う、女性みたいな名前だ。
彼は梓を見据えると、『―――人間・・・か?』と問う。美月と言う、男性はこの森の近辺に城を構えているお殿様であり、梓の腕を掴んだ。美月は『こい・・・』と腕を振り払おうとした。だけど、梓は『―――な・・・何よ・・・貴方・・・無礼者・・・名乗りなさいよ・・・』と問うた。
それから、男性は睨み付けると、『徳田美月だ・・・それしか・・・言えない・・・』と言った。
それから、2人は大きなお城に向うと、彼女は『―――ま・・・雅か・・・お殿様?』と分かった。とある広い部屋に、応接間に招き入れられると、『―――お前・・・俺の・・・嫁に・・・なれ―――』ときっぱりプロポーズしてきた。其の言葉に、梓は目を丸くして、食事を取ると、『ぇぇぇぇぇ?』と叫びこんだ。いきなりプロポーズをされており、美月はとても真面目な顔をしている。それから、彼等は吃驚してしまい、兵士たちも吃驚して声を張り上げた。美月は真面目に『聞け・・・』と言うと、梓は目を丸くした。それから、自分から奪い取った大型の弓矢-――白光と言う、弓矢を手に渡してくると、『―――池が・・・白光が・・・お前を・・・生かした―――。』
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