―――💖愛される喜び💖-――
それから、彼女は目を丸くすると、『―――白光・・・って、弓矢・・・何なの?それに・・・生かすって・・・如何いう事?確かに・・・水に溺れたり・・・弓は光ったけれど・・・生かしたって・・・如何いう事?そんな力・・・まるで・・・ファンタジーだし・・・それに・・貴方・・・私に・・・何を言った?奥方になれって言いたいの?私は・・・此処に相応しくないのに―――。帰りたいのよ・・・』
其の言葉に、徳田美月は『お前・・・綺麗な女性だし・・・俺達にとって・・・必要な存在なんだ・・・巫女・・・だろう?お前―――。生きているものを・・・生き返らせる事も・・・出来る筈だ・・・その水と矢を使えば―――。水に浸かった弓矢を浄化させると、白く光るんだ・・・それから・・・色々な・・・術を・・・使える事も出来る筈だ・・・』と笑った。それに―――美しい人だ―――。弓矢に血を吸わせると、それがぼぅっと炎が燃えるし、元結に水を含ませると、刀代わりに相手の心を浄化してから、シューっと、敵を滅ぼす事もある。更に、大木に魔法をかける様に、大木の回りに神楽鈴を並べると、ピカッと光り、徐々に周りをクルクルと回りながら、徐々に上に上がっており、バチバチッと白く光るし、彼女は念を掛けると、シューっと弓矢を使う事。
弓矢が水に濡れていれば、血に濡れていれば、炎があがったり、青白い光の中に、敵を追い込み、一気に浄化させる事も出来る。それに、禁じ手と言われており、尼さんが念じていると、ぼぅっと炎があがり、その中に、手を入れると、浄化される事もあるし、死んでしまう事もある――――。
血の色をした元結の色が変わり、じゅーッと、大木にぼぅっと炎が移ると、悪霊を退散される事もあるし、もう一つ―――。刀狩の時代でもあり、神楽鈴を使えるという事は、弓矢が光ったという事は、巫女の力があるという証拠でもあり、巫女の生まれ変わりでもある―――そう思った様だ。
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