―――💖愛される喜び💖-――

大型の弓矢と神楽鈴の力を使い、悪霊退散が出来る物だ。更に、弓矢とこの池の水を使うと、命を得る事が出来る。どうやら彼は、徳田美月は森梓と言う、彼女の力を引き出させる事で、不老不死を得ようとしている様だ。この水は命を得る事が出来るから、薬💊と共に使う事もできるし、紫水晶で瘴気に塗れた水を浄化できる事もある。更に、紫水晶があれば、言い伝えがある、奇麗な笛の音色で相手の心を浄化させる事も出来る。不老不死を得ようとしても、良い事はない―――。梓はきっぱりと言うと、『―――否、お前の力は・・・もっと・・・強大だ・・・生き返らせる事が・・・出来る筈だ・・・』と言われると、森梓は吃驚した様に見つめた。彼女はドキドキしており、いきなり『来い―――』と言われると、ぐいっと腕を捕まえると、彼女は思わず振り払おうとした。それから、梓とやらは『な・・・何？何よ・・・』と叫ぶと、布団に押し倒してしまった。
それから、彼女は目を丸くすると、『―――御前まで・・・俺を拒否るのか？俺が・・・こんな奴・・・だから・・・』と涙を流していた。其の言葉に、梓は目を丸くすると、『み・・・美月・・・貴方・・・私を・・・殺すつもり・・・じゃないの？』と言い放つ。殺されるかもしれない、そう思った途端、彼は彼女を抱きしめて来た。それから、美月は『―――俺は・・・お前との・・・子供が・・・欲しい・・・』と言って来た。其の言葉に、ドクン、ドクンと脈打つと、『え・・・えぇぇぇぇ？』と思わず叫んでいた。だから、彼はゆっくりと口づけしてきた―――。
『―――お前・・・俺の事・・・嫌いか？こんな・・・はしたない・・・俺・・・嫌いか？』
其の言葉に、彼女は吃驚してしまった。梓は眼を開くと、ポタリと彼女の頬に、涙が流れ落ちた。
『―――・・・っ・・・』
―――み・・・美月・・・