―――💖愛される喜び💖-――
ラブシーンも演じなければならず、日本のセックスの仕方まで、習わないと行けない。日本では挨拶代わりに頬を摺り寄せた後、2人は本機モードのセックスする。其処迄、習わないと、演技できない。挨拶もしなければならず、必ず対面した時には、挨拶をしなければならない。挨拶しなければ、礼儀作法として違反している。食事をする時も、必ず『―――頂きます・・・』と言った。礼儀作法は他にもあるし、洗濯物を干したり、洗濯物を畳んだり、食事を作るシーンもあるからだ。
その他に、山崎青子と言う女性は友達の役を務めるし、淳紀という男性もプロダクションのテストをしている。山田麻子という女性も、二十歳になっており、お酒を飲むシーンを撮る事になった。
アドリブでもあり、お酒を頂く事もあり、酔った振りもしなければならない。神谷隼人はとても格好良くて、イケメン俳優だと言われている。神谷隼人と言う、男性とは、とても相性が良かった。
その筈だった。彼はとても演技が上手く、勿論、演技のリードをしてくれた。リードと言うと、いやらしく聞こえるが、普通の言葉でもある。だから、誤解される人々も多いし、困り果てていた。
麻子と青子と淳紀は、とても演技派の神谷隼人と共に、結婚するのか、聞いてきていた――――。
結婚式は未だしないが、2人は付き合う事になっており、今、付き合うための、花嫁修業をしている。何れか、主婦の役を演じる事や僕っこの女の子の役を、演じてみたいーーーそう思っていた。
僕っこと言うのは、女性なのに、男の子みたく、男の子の口調をしたり、髪形を男の子みたくしたり、色々な、役回りが出来るようにしたい。彼女はとても格好いい衣装を身に纏い、ケーキと香水の匂いがプンプンする。香水はとても良い匂いがするが、演技中に付けてはいけない。だけど、彼女は、有希は非番の日に、香水を付ける事にすると、大好きなお洒落さんになる事もある―――。更に、穴が空いていないか、奇麗な生地か、それを考える事が、奇麗な服を着た、お洒落さんだ。
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