―――💖愛される喜び💖-――
それから、人間として生きる事になった梓は、とても綺麗な巫女様として、生きていく事になった。彼女は白い上着に赤い袴になり、とても霊能力者として相応しい恰好をしていた。梓は美月とやらと添い遂げる事もあり、とても綺麗な奥方様になった。彼女の中の人魚の魂は消え去り、人間として生きて行けるようになった。人間は色々な感情を持つ事もあるし、色々な事をする事もあり、とても面白い生き物でもあり、愛おしい生き物でもある。人間として生きていくには、必ず何かを守り抜く事が大事であり、人々の命を守らなければならない。その為に、医師や看護師等、色々な職業がある。その為には、看護師達は愛情を持ちながら、仕事をしなければならない筈だ。
『梓・・・美月・・・三々九度だ・・・』
其の言葉に、梓と美月は照れながら、三回酒を飲む事をした。現代でも、天皇家の結婚式でもある。2人は一緒に添い遂げる事になり、『大好きだよ・・・愛しております・・・』と言った。それから、彼女達はニコッと笑い、『幸せに・・・なれるように・・・』と祈りを授けた。
『―――ありがとう・・・私達は・・・永遠だ・・・』
人魚の魂は消え去ったが、人間の魂を受け要る事もしたかった。人魚の気持も分かる様になり、『華子🌸・・・貴方の分まで・・・幸せに・・・幸せになるわ・・・』と祈ってみた。すると、さわさわと、風が吹き抜けると、ニコッと笑いだし、『私達は・・・永遠に・・・幸せになる・・・』と言った。だから、彼女は人魚にも憧れる子の気持ちを考えると、『海で・・・バシャバシャ・・・泳ぎたい・・・』と思い立った。人魚は赤い色の尻尾であり、紫色の胸当てをした。
『―――貴方達・・・私達の村を・・・綺麗にしましょう・・・』
―――ありがとう・・・
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