―――💖愛される喜び💖-――
彼女は湖で産まれた、女性であり、スタイルが良かった。その時、ふと迷い込んだ、男性が現れた。この男性は目をぱちくりさせた。それから、『お前・・・この女・・・いつの人間だ?』と問う。その男性は二十歳であり、非番の日であり、秘密基地でもある、森の中にやって来た―――。この森の中で、大きな山犬と一緒に住んでおり、『―――ラマ・・・』と呼び寄せた。彼女は陸地に横たえると、『―――おい・・・起きろ・・・』と言って来た。パチパチ、と頬を引っ張いた。その時、パチッと目を開けると、そこには、イケメンの男性の姿があった。彼女は吃驚していた。だけど、彼女は言葉が通じないようで、『―――言葉が・・・話せないのか??』と問い質した。彼女は長髪であり、着物を着せて貰い、負ぶって貰った。この森の中で出会ったからには、山犬達の世話係になるかもしれない。最初は、そう思っていた。すぐ其処には神社があり、男性は神社に連れて行った。一匹の山犬に乗せ乍ら、森中を走っていた。此処の側にある神社であり、丁度、山犬達が牛を貰いに行く所だった。牛を貰いに来ており、神社の神主が用意をしていたし、干し肉もあげた。干し肉はとても硬いが、昔から、食べられている。湖があり、ラマに『神社に・・・連れていく・・・お前達は・・・俺が・・・こいつを連れてくるのを・・・待て―――。』と言った。
この女を巫女として育てよう。そう思っていた。この女性は綺麗な顔をしており、誰もがドキドキする。神社に連れて行くと、そこには、巫女と鬼の面を取り付けた、神主がいた。神主は白髪の男性であり、吃驚した様に見やった。此処の神社は『長倉神社・・・』と言い、長倉陽介とやらに拾われた。彼女は神子の百合と言い、此処の『長倉神社』を営んでいた。その時、拾って来た女性を見やると、『―――珍しいわね・・・貴方が・・・女性と同伴なんて・・・』と言って来た。
そうして『ーーーこの女・・・物凄い・・・力が備わっているな・・・』と意味ありげに言った。
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