―――💖愛される喜び💖-――

彼女はとても綺麗な顔立ちであり、美人顔をしている。前世と言われている、桜🌸と同じ顔をしている。彼女はドキッとすると、千代と言う女性は『―――貴方達・・・何故・・・桜🌸・・・と呼ぶの？私は・・・武蔵千代です・・・』と叫んでいた。ラマは睨み付けると、『流石・・・桜🌸だな・・・私達の事を・・・覚えていないとは・・・生まれ変わりだな・・・さぁ・・・どうする？お前は・・・勾玉を持つもの・・・この世のものではない・・・さぁ・・・勾玉の封印を解くがよい・・・』と言い放った。その時、彼女はドクンと脈打つと、勾玉がぴかーと白く光り出した。その時、ラマはギロッと彼女を睨み付けると、『―――さぁ・・・時放て・・・勾玉の封印を・・・さぁ・・・世界の覇者となろう・・・』と叫んだ。彼女は真っ白い光に包まれると、『―――さぁ・・・我らの父を殺したあいつを・・・葬ってやろうぞ・・・』と、声が響き渡った―――—。
其の言葉に、ラマはニヤッと笑みを浮かべると、『―――さぁ・・・🌸桜🌸・・・私に・・・力を・・・』と言い放った。その時、シューっと体内から白い光が放たれると、『―――お前の魂を・・・勾玉事・・・手に入れてやる・・・』と言ってやった。勾玉と人間の魂を取り込むと、『―――さぁ・・・滅びよ・・・世界を・・・』
其の言葉に、彼女はそのまま倒れてしまい、その上空には、邪気の渦のような雲が渦巻いていた。
その時、彼女は目を丸くすると、『―――こ・・・この娘・・・神子・・・雅か、これ程の力が在るとは―――。』と驚きを隠せなかった。山犬のラマはギリット唇を噛みしめると、『―――やめて・・・あの人を・・・殺さないで・・・』と聞こえて来た。千代の声が辺りに響き渡ると、ドカーンと辺り一面に炎が飛び散り、『―――殺せ・・・否・・・殺せ・・・駄目・・・』と一人で叫んでいた。この魂を受け取ったラマは、吃驚した様に、その場から崖下へ落ちて行ってしまった。