―――💖愛される喜び💖-――
そう言った物語に出演しており、山田桃実と言う女性も、ランキング上位に入っている筈である。
山田桃実と花見玲子、高田茉菜、彼等は凄く頑張っており、ランキング上位に入っている。有希は残念ながら入っていないし、隼人はプロダクションランキング一位であるし、かなり悔しかった。
一位になったのは羽深有希ではなく、山田桃実であり、花見玲子、高田茉菜、山崎青子、山田麻子(桃実・姉)の彼女達は―――もっと奇麗に―――ではなくて、もっと明るい演技をするように言われていた。羽深有希と言う、今、二十二歳の女優であり、とてもじゃないけれど、誰もが下手くそと言われてしまっている。あの日、明るくなれた演技はどうなったか?―――有希達は、悩みに悩んでいた。どうすれば、人の心を十分にわかるようになるのか、彼女は必死に考え込んでいた筈。
『―――山田桃実様・・・どうか・・・私達を・・・弟子にしてください・・・弟子にして欲しいです・・・貴方の演技力を見ていると、まるで映画🎥に引き込まれそうになってしまう―――。』
有希は隼人と一緒に暮しており、正直って、倦怠感になってしまった。倦怠感になるという事は、好きな相手のはずなのに、飽きてしまう事でもある。だけど、そうはなりたくないし、ずっと好きで居たい。倦怠感になってしまうと、相手の気持ちが分からなくなり、もっと悪循環になってしまう。悪循環と言うのは、状態がどんどん、悪い方へ悪い方へと持って行かれることだ。だから、好きで居たいと思っているなら、少しだけでもいいが、自分の時間を作ってはどうかと思っている。
よくそういう人がいる、だけど、それでは余計に悪い方へと向かってしまい、家族の為を思うなら、一緒に出掛けたり、一緒に話したり、もっと工夫をしてみるのはどうでしょうか?―――それが出来なければ、夫婦として成り立たないし、家族でも上手く行かなくなり、人間としての生活も成り立たなくなる。だから、コミュニケーションが大事であり、それが家族の円満である―――。
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