奥手な二人の両片思い
「へぇ、いつから好きなの?」
「中学の頃から。1年の時同じクラスだったんだ」
「ほぉ。その頃から今と同じようなテンションで話してたの?」
「うん。元々綿原さん社交的だから、当時は男子達とも積極的に話しててさ、すぐ仲良くなれたんだよ」
「マジで? 超意外」
まだ男子達と仲良くしていた頃は、2週間ほどで打ち解け合えて、毎日話していた。
けど……孤立してからは、男子と全然話せなくなっちゃったんだよな。
去年は俺ら以外の人と話しているのを全然見たことなかったから、新しいクラスに馴染めるか心配していたけど。
男の子と女の子の友達ができたって聞いて心底ホッとした。
「なぁ、そろそろ交換しない? 結構時間経ったし。清花達どこにいるんだろ」
「俺電話してみる」
ディスクを投げて、清花ちゃんに電話をかける。
「もしもし? 二人共どこにいるの? ……わかった。そっちに行くから待ってて」
「どこにいるって?」
「今、池の近くでブラブラしてるって」
池に向かい、彼女達の元へ駆け寄る。
「これありがと。今度はバドミントンしようぜ」
「えっ、私と?」
清花ちゃんをバドミントンに誘った隼。
えっ、これって……。
「じゃ、後はお二人でごゆっくり」
「中学の頃から。1年の時同じクラスだったんだ」
「ほぉ。その頃から今と同じようなテンションで話してたの?」
「うん。元々綿原さん社交的だから、当時は男子達とも積極的に話しててさ、すぐ仲良くなれたんだよ」
「マジで? 超意外」
まだ男子達と仲良くしていた頃は、2週間ほどで打ち解け合えて、毎日話していた。
けど……孤立してからは、男子と全然話せなくなっちゃったんだよな。
去年は俺ら以外の人と話しているのを全然見たことなかったから、新しいクラスに馴染めるか心配していたけど。
男の子と女の子の友達ができたって聞いて心底ホッとした。
「なぁ、そろそろ交換しない? 結構時間経ったし。清花達どこにいるんだろ」
「俺電話してみる」
ディスクを投げて、清花ちゃんに電話をかける。
「もしもし? 二人共どこにいるの? ……わかった。そっちに行くから待ってて」
「どこにいるって?」
「今、池の近くでブラブラしてるって」
池に向かい、彼女達の元へ駆け寄る。
「これありがと。今度はバドミントンしようぜ」
「えっ、私と?」
清花ちゃんをバドミントンに誘った隼。
えっ、これって……。
「じゃ、後はお二人でごゆっくり」