【短】いつかの……。
「わーたーーるーーくーん!」
マンションのベランダから身を乗り出して手を振るきみ。
忘れない、その笑顔を。
忘れない、この光景を。
何時か、「あの頃は」と笑い合えるその日まで。
「すっごい荷物っ!・・・こんなに、何買ってきたの?」
「えーと・・・。お前さんの好きなもの~」
「ほんと!?やったぁ!・・・あ。でも、なんで?」
「んー?・・・なんか、ね?」
「・・・・・・あんた、ほんとバカでしょ?」
「あら~?それはないんでないの?・・・お土産いんない?」
「う、うわ!いるいる!いるに決まってる!って、そうじゃなくて!・・・・・・・・・あの・・・あ、ありがと、ね?」
「・・・いんや。こちらこそ?」
マンションのベランダから身を乗り出して手を振るきみ。
忘れない、その笑顔を。
忘れない、この光景を。
何時か、「あの頃は」と笑い合えるその日まで。
「すっごい荷物っ!・・・こんなに、何買ってきたの?」
「えーと・・・。お前さんの好きなもの~」
「ほんと!?やったぁ!・・・あ。でも、なんで?」
「んー?・・・なんか、ね?」
「・・・・・・あんた、ほんとバカでしょ?」
「あら~?それはないんでないの?・・・お土産いんない?」
「う、うわ!いるいる!いるに決まってる!って、そうじゃなくて!・・・・・・・・・あの・・・あ、ありがと、ね?」
「・・・いんや。こちらこそ?」