年上幼なじみのあぶない溺愛
本当に申し訳なくなり、今すぐ謝りたくなったけれど、それだと望美ちゃんにも良くない気持ちにさせてしまうと思い我慢した。
「すみません……お願いします」
「あー、気にしなくていいからな。記念として一緒に撮ろうぜ」
霧谷先輩は快く受け入れてくれて、ホッとした。
望美ちゃんが写真を撮ってくれるようで、私は霧谷先輩の横に並ぶ。
「ちなみに春哉とはもう撮ったのか?」
「……っ!?」
突然春哉くんの名前が出てきたため、おどろいて霧谷先輩を見上げる。