年上幼なじみのあぶない溺愛
「春哉先輩もやっぱりすごく人気だよね……彼女がいないから、霧谷先輩に比べてみんな春哉先輩に近づきやすいだろうし」
「……そう、だね」
わかっていたけれど、いざその様子を目の当たりにすると、悲しくなってしまう。
また春哉くんと距離が空くような、そんな気がした。
「よし、あの流れに乗って私たちも撮りに行こう!」
春哉くんから視線を逸らしたけれど、望美ちゃんに春哉くんと写真を撮りに行こうと誘われてしまう。