年上幼なじみのあぶない溺愛



「俺で良ければもちろん大丈夫だよ」
「本当ですか……!?嬉しい!」


 春哉くんは快諾し、望美ちゃんはさらに嬉しそうな笑顔を浮かべた。

 そんな望美ちゃんからスマホを受け取り、ふたりの写真を私が撮る。


 画面越しに映るふたりは、綺麗でかっこよくて、羨ましいなと思ってしまう。

 だって望美ちゃんと春哉くんが並んでも、なにひとつ違和感がない。


 むしろ望美ちゃんは沙良先輩のようにお似合いだ。

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