年上幼なじみのあぶない溺愛
11.突き放されて



 騒がしい空間に紛れて、ジューッとお肉を焼く音があちこちで聞こえる。

 私のいるテーブルにはすでに複数のお肉や野菜、サイドメニューや飲み物で溢れかえっていた。


「んー!おいしいっ!やっぱり焼肉って最高だね!」
「うん……!すごくおいしい」

 私のとなりには望美ちゃんが座っており、互いに焼肉をおいしく食べていた。


 体育祭が無事に終わり、私たち青団は打ち上げの開催場所である焼肉の食べ放題に来ていた。

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