年上幼なじみのあぶない溺愛
それぞれの学年や仲のいい子同士に分かれて座っており、私は1年の女の子たちと固まって座っていた。
春哉くんと沙良先輩は、最初こそ決まった席に座って食べていたけれど、途中から青団の代表としてそれぞれのテーブルをまわっていた。
ふたりだけではなく、他の人たちも途中から学年を超えて移動し、話しているところもあったけれど、私たちの席には誰も来ることなく、1年の女の子たちだけで楽しく平和な時間を過ごしていた。
「西山先輩と沙良先輩、あたしたちのところにも来てくれるかな?」
「そりゃ来てくれるでしょ!1年も大活躍だったんだし!」
みんな、春哉くんたちがくるのを期待しており、他のテーブルにいる春哉くんたちを見てソワソワしていた。