吐いて。食べて。吐いて。






閉め切ったカーテンからは太陽の光が差していた。






朝だと気づいた時には
私の足は鉛のように重くなっていた。






鏡を見ると疲れ切ってこの世のものとも思えないブサイクな私が映っている。







今日の講義は休んでも単位が取れるものが多い日だ。





休もう。






私は
ポットに水を入れてお湯を沸かす。






お湯が沸く間
お菓子を食べて沸き終わるとカップ麺にお湯を注ぐ。
出来上がるまでお菓子を食べて3分経つとカップ麺を食べる。






この時間は怖い事も何も考えずに済む。





何も何も考えなくていい。





テーブルの上に散らばったゴミの山を見て
現実にもどるのだった。












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