吐いて。食べて。吐いて。
毎日毎日
春や夏、剛典が送り迎えしてくれる。
帰ると何も考えたくなくなる。
私は大学の勉強についていけなくなっていた。
病院でもらっている薬の副作用がキツイせいで
意識を飛ばすのだ。
食べたくないという気持ちから
処方された薬を飲む。
そして
勉強中に意識を飛ばす。
月日はすぎて
元カレのことも解決しないまま
テスト期間も終わり
長期休みを迎えようとしていた。
休みになり
私は地元へ帰り、母の心のうちを知ることとなった、